ALL GRITは、一括査定サイトからの反響をLINEのお友達に変え、反響直後からLINEで追客できる不動産売買仲介会社向けのツールです。料金は、月額30,000円(税別)から利用できます。

3,000万円の物件なら片手の仲介手数料の上限は96万円(税別)のため、成約が年に1件増えれば1年分の利用料は回収できます。

ALL GRITとはどんなツール?

ALL GRITは、一括査定サイトの反響をLINEのお友達に変え、LINEで追客できるようにする不動産売買仲介会社向けのツールです。電話がつながらない反響や、すぐには売らない売主も追い続けられます。

一括査定の反響を、LINEで追客できる状態にする

一括査定サイトとつなぐと、申し込んだ売主にLINE登録の案内が自動で届き、登録後はLINEで個別のやり取りや自動配信ができます。

電話とメールの追客に「+LINE」するという考え方

ALL GRITは、電話やメールをLINEに置きかえるツールではありません。今の追客はそのままに、LINEという連絡手段を足して、電話では拾えない反響を拾います。

ALL GRITの料金はいくら?何が含まれる?

月額30,000円(税別)から利用できます。反響直後のLINE登録から、売却時期が先の売主の追客まで、この金額で始められます。なお別途、初期費用とLINE公式アカウントの費用がかかります。

月額30,000円(税別)に含まれるもの

月額には、システム利用料と一括査定サイトとの連携が含まれます。別途、初期費用がかかります(金額は商談時にご案内します)。

月額のほかにかかる費用:LINE公式アカウントの送信通数

LINE公式アカウントの費用は、自社とLINEヤフー株式会社との契約で決まります。料金は月に送る通数によって変わり、月額0円(月200通まで)から15,000円(税別・月30,000通まで)です。最初の打ち合わせで、自社に合う通数を一緒に決めます。

(引用元:LINEヤフー社「LINE公式アカウントの料金プラン」)

項目 内容
月額費用 30,000円(税別)〜
月額に含まれるもの システム利用料/一括査定サイトとの連携
初期費用 あり(商談時にご案内)
使える機能 AI査定/1対1のメッセージ/顧客ログ/アンケート/シナリオ配信/過去顧客の取り込み など
LINE公式アカウントの費用 月額0円〜15,000円(税別)※自社とLINEヤフー株式会社との契約による
連携できる一括査定サイト 大手サイトは基本的に連携可能

なぜ多くの不動産会社は、一括査定の反響をLINEで追客できていないのか?

LINEは、売主がお友達登録をしないと、会社からメッセージを送れません。そのため多くの会社では、反響が発生しても電話がつながらなければ追客が止まってしまいます。

申し込み直後の売主は、まだ自社のLINEのお友達ではない

一括査定の申し込み直後は、売主の関心がいちばん高いタイミングです。ところが、この時点の売主はまだ自社のLINEのお友達ではないため、電話番号が分かっていてもLINEでは連絡できません。

電話とメールだけの追客で現場に起きていること

電話とメールだけでは、反響の多くと接点を持てないまま終わってしまいます。一括査定の反響4,111件を追った集計では、電話がつながったのは約2,574件(62.6%)でした。残りの約1,537件(37.4%)とは、電話がつながっていません。訪問査定まで進んだのは、4,111件中約888件(21.6%)でした。

(引用元:ミカタ社「一括査定サイト媒体別の通電率・訪問査定率レポート 2026年8月度」)

ALL GRITはどうやって反響をLINEのお友達に変えるのか?

ALL GRITは、AI査定を入り口にして、反響直後からLINEのお友達登録を自動で進めます。

AI査定とは?一括査定サイトの入力情報から、その場で査定額を出す機能

AI査定は、売主が一括査定サイトで入力した物件の情報を元に、その場で査定額を出すALL GRIT独自の機能です。過去何万件ものデータや近隣の情報を反映して計算し、根拠となる数値も一覧で確認できます。24時間365日動くため、深夜や定休日の申し込みにもすぐ応えられます。

なおAI査定は2,800万円~3,200万円というように幅のある金額を出すため、「正確に知りたいなら訪問査定」という次の一歩にもつながります。

「AI査定の結果はLINEで見られます」の案内で、お友達登録につなげる

ALL GRITでは、一括査定の申し込みが入ると自動でユーザー登録されます。そしてすぐに、SMSとメールで「AI査定の結果はLINEで見られます」という内容のメッセージが送られる仕組みになっています。まず価格を知りたい売主にとって、AI査定を確認できることが価値となり、それがLINEに登録する理由になります。

ALL GRITの導入企業では、この仕組みでLINEのお友達登録率が平均70%となっています。反響の多くとLINEでつながれるため、電話がつながらない売主にもLINEで追客できる体制を整えられます。

定休日の朝の反響から、約3分で査定アポになった例

一括査定の反響が月10件の東京都のA不動産では、導入2ヶ月目の定休日の朝8時2分に申し込みが入りました。すぐにAI査定の案内メールが届いて売主はお友達登録をし、8時3分にAI査定の結果を確認、8時5分には査定アポが決まっています。

この売主の電話番号は間違っていて、電話では追えない反響でした。

(引用元:ギバーテイクオール株式会社)

LINEのお友達になったあと、ALL GRITで何ができる?

電話に出ない売主とも、LINEでやり取りを続けられます。関心の高い売主が分かり、売却時期が先の売主にも自動で配信を続けられます。

1対1のメッセージで、電話に出ない売主ともやり取りできる

一斉送信だけでなく、売主一人ひとりと個別にメッセージをやり取りできます。ふだん使っているLINEなので、電話よりも気軽に返信をもらいやすいのが特長です。導入企業からも「電話に出ないお客様がLINEなら返信してくれて、査定アポになった」という声が届いています。

よくLINEを見ている売主とアンケートの回答が分かり、電話と商談を有利に進められる

送ったメッセージの既読やリンクのクリックが記録されるため、よくLINEを開いている売主、つまり関心の高い売主が分かります。その売主から優先して電話すれば、限られた時間でも通電とアポを増やせます。

また記述式のフォームだけではなく、タップだけで答えられるアンケート機能なども備わっているため、売却の理由や時期などのヒアリングに便利です。これらの情報を事前に聞いておくことで、電話や訪問査定の話もスムーズに進みやすくなります。

シナリオ配信と過去顧客の取り込みで、売却時期が先の売主も追い続けられる

すぐに売らない売主には、5分後、1日後、3日後、7日後、3ヶ月後といったタイミングで、メッセージを自動で送れます。一度組んでおけば、売却を決めるときまで手間をかけずに関係を保てます。過去の反響もメールやSMSでLINE登録に誘導できるため、眠っていたリストをもう一度追客の対象にできます。

月3万円で元は取れる?費用対効果はどう考える?

媒介獲得(受託)から成約が年に1件増えれば、元は取れます。1年分の利用料は、仲介手数料1件分の3分の1ほどだからです。

1年分の利用料と、仲介手数料1件分を並べてみる

売買の仲介手数料の上限は、400万円を超える物件で「売買価格×3%+6万円(税別)」と決められています。3,000万円の物件なら上限は96万円(税別)となり、ALL GRITの1年分の利用料36万円(税別)はその3分の1ほどです。

項目 金額
ALL GRITの1年分の利用料 36万円(税別)〜
3,000万円物件・片手の仲介手数料の上限 96万円(税別)
回収に必要な成約の増加 年1件

(引用元:国土交通省「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」)

ALL GRITの導入企業では、訪問査定がどれだけ増えた?

ALL GRITを導入した3社では、一括査定の反響から訪問査定に進む割合が上がり、訪問査定の数が1.25〜1.58倍に増えています。

企業 反響数(月) 導入前の訪問査定(月) 導入後の訪問査定(月) 増加率
東京都 T社 130件 22件(17%) 30件(23%) 136%
千葉県 H社 80件 16件(20%) 20件(25%) 125%
広島県 G社 80件 12件(15%) 19件(24%) 158%

※3社は、運用代行のサポートもあわせて利用した実績です。

(引用元:ギバーテイクオール株式会社)

ALL GRITが向いている会社・向かない会社は?

一括査定の反響はあるのに、訪問査定まで進まない会社に向いています。反対に、一括査定をほとんど使っていない会社には向かないため、導入の前に自社がどちらに近いかを確認してください。

ALL GRITが向いている会社

向いている会社 理由
反響はあるのに、電話がつながらず訪問査定まで進まない 電話に出ない売主ともLINEで接点を持てる
少ない営業人数で、夜や定休日の反響にすぐ動けない 24時間365日、LINE登録の案内が自動で届く
とりあえず価格を知りたい売主や過去の反響を追いきれていない シナリオ配信と過去顧客の取り込みで追客を続けられる

ALL GRITが向かない会社

1つ目は、一括査定をほとんど使わず、自社HPや紹介の反響が中心の会社です。一括査定の反響を追客するツールなので、効果は小さくなります。

2つ目は、LINEのやり取りを社内で見る人が1人もいない会社です。LINE登録までは自動ですが、返信への対応や関心の高い売主への電話は社内で担当します。なお、こうした運用まで手が回らない会社向けに、専門チームが査定アポ獲得まで伴走する運用代行のサポートもご用意しています。

3つ目は、電話だけで今すぐ売りたい売主を十分に取れている会社です。すぐに売らない売主を追う必要がなければ、ALL GRITを入れる理由は弱くなります。

よくある質問

QALL GRITの料金はいくらですか?

月額30,000円(税別)から利用でき、一括査定サイトとの連携まで含まれます。別途、初期費用がかかります(金額は商談時にご案内します)。

QALL GRITは月額のほかに費用がかかりますか?

初期費用(金額は商談時にご案内)と、LINE公式アカウントの費用がかかります。LINEヤフー株式会社の料金プランは、月額0円(月200通まで)から15,000円(税別・月30,000通まで)です。

Q一括査定の反響を、本当にLINEのお友達にできるのですか?

できます。AI査定の結果をLINEで見られる仕組みにより、導入企業のLINEのお友達登録率は平均70%です。

Q月の反響が10件ほどの小さな不動産会社でも元は取れますか?

3,000万円の物件なら、成約が年1件増えれば1年分の利用料は回収できます。反響月10件の会社で、約3分で査定アポが入った例もあります。

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河野清博

執筆者

河野 清博

ギバーテイクオール株式会社 代表取締役CEO

最終更新日:2026年9月26日