ALL GRITと他社ツールのいちばんの違いは、反響の売主をLINEで追客できる状態まで1つで進められる点です。
一方で、物件や案件の管理まで1つで済ませたいなら、顧客管理ツールが上です。
「反響を訪問査定につなげたいか」で選ぶと、比べ方を間違えません。

ALL GRITと他社の追客ツール4種は、ひと言でいうと何が違う?

違いは、一括査定の反響を「LINEのお友達にする前」の段階から自動で進められるかどうかです。
LINE公式アカウントや汎用LINEツールは、お友達になった売主への配信から先を受け持ちます。
顧客管理ツールやメール・SMSの追客ツールは、LINEを使わずに追客します。

違いは、反響の売主を「LINEで追客できる状態」にするところまで1つでできるかどうか

一括査定を申し込んだ直後の売主は、まだ自社のお友達ではありません。
ALL GRITは、反響が入るとSMSとメールでLINE登録の案内を自動で送ります。
登録するとAI査定の結果が見られるため、売主に登録する理由が生まれます。

AI査定は、一括査定の申し込み時に売主が入力した物件情報から、その場で概算の査定額を出す機能です。
過去のデータや近隣の情報をもとに計算するため、売主を待たせません。

8項目でひと目で分かる比較表

月額は各社の料金案内の金額です。ALL GRITは別に初期費用がかかります。

比べる項目 LINE公式アカウントだけ 汎用LINEツール(Lステップなど) 不動産向け顧客管理ツール メール・SMSの追客ツール ALL GRIT
月額の目安 0円〜15,000円(税別) 0円〜32,780円(税込)※ 製品による 製品による 30,000円(税別)〜
一括査定サイトとの連携 × × 製品による 製品による ○
反響直後に売主へ届く連絡手段 LINE(登録した人だけ) LINE(登録した人だけ) 製品による メール・SMS SMS・メール・LINE通知メッセージ(オプション) → LINE
AI査定 × × 製品による 製品による ○
配信・アンケートの自動化 △ ○ 製品による ○ ○
関心の高い売主が分かる △ ○ 製品による ○ ○
物件・顧客・案件の管理 × × ◎ △ △
運用代行 × 別途手配 製品による 製品による ○

※Lステップの料金のみ税込です。
※LINE公式アカウントとLステップの料金は、2026年10月27日に各社の公式サイトで確認したものです。汎用LINEツールとALL GRITは、LINE公式アカウントの費用が別にかかります。

(引用元:LINEヤフー株式会社「LINE公式アカウントの料金プラン」、ソーシャルデータバンク株式会社「Lステップ 料金プラン」、ギバーテイクオール株式会社「ALL GRITの料金(自社調べ)」)

LINE公式アカウントだけで追客するのと比べて、何が違う?

違いは、登録の案内と登録後の配信を「人がやるか、自動でやるか」です。
LINE公式アカウントは月0円から使えますが、登録の案内や反響ごとの細かい配信は、手作業が中心になります。
ALL GRITの月額は、その作業を自動にするための費用です。

月額の差で増えるのは「登録の案内」と「配信」の自動化

ALL GRITとの差額で増えるのは、一括査定サイトとの連携、登録案内、配信の自動化です。
人が反響のたびに行っていた作業が、まとめて自動になります。

反響が多い会社では、手作業だとどれくらいの手間になるか

手作業では、反響1件ごとに「案内を送る・登録を確かめる・配信する」の3つの作業があります。
たとえば東京都のT社は、反響が月130件あります。
手作業なら、少なくとも月390回の作業になります。

さらに、営業時間外の反響には、その場で案内を送れません。
当社の導入企業データによると、反響の3割以上は夜20時〜朝8時に入っています。

(引用元:ギバーテイクオール株式会社「LINE追客成果事例集」)

Lステップなど汎用のLINEツールと比べて、何が違う?

違いは、反響をお友達にする「入口」と、売却向けの「配信の中身」を自社で作るかどうかです。
配信やアンケートは、どちらでも自動にできます。

配信とアンケートは、ALL GRITでも汎用ツールでも自動にできる

Lステップの料金案内によると、無料プランからシナリオ配信やセグメント配信が使えます。

ALL GRITも、好きなタイミング・内容でシナリオ配信を送れます。
タップで答えるアンケートは、回答によって次に送る内容を変えられます。

(引用元:ソーシャルデータバンク株式会社「Lステップ 料金プラン」)

汎用ツールにはない「一括査定サイト連携」と「AI査定」

汎用ツールは、一括査定サイトとつながっていません。
先ほど紹介した「SMS・メールでの登録案内」と「AI査定」の仕組みも、自社で用意しなければなりません。
ALL GRITは大手の一括査定サイトと基本的に連携でき、この仕組みが最初からそろっています。

当社の導入企業データによると、この仕組みで首都圏のA社では反響の60%がお友達になりました。
地方都市のB社では77%です。

また、ALL GRITでは、オプションでLINE通知メッセージも使えます。
LINE通知メッセージは、売主の電話番号をもとに、LINEでお知らせを届ける機能です。
お友達になる前の売主にも届くため、SMSやメールに気づかない売主ともLINEでつながれます。

(引用元:ギバーテイクオール株式会社「LINE追客成果事例集」、LINEヤフー株式会社「LINE通知メッセージの概要」)

売却向けの配信を一から作るか、任せるか

汎用ツールでは、何を、いつ、どの順番で送るかを自社で一から考えます。
ALL GRITは、不動産売却の追客に使うことを前提に作られています。
配信の作成や設定は、運用代行で任せることもできます。

不動産向けの顧客管理ツールと比べて、何が違う?

顧客管理ツールは、物件・顧客・案件をまとめて管理するための道具です。
ALL GRITは、反響直後の売主とLINEでつながり、追客するための道具です。
役割が違うため、入れ替えるより両方使うのが基本です。

顧客管理ツールは「管理」、ALL GRITは「反響直後の追客」が得意

顧客管理ツールは、査定から媒介、成約までの流れを記録するのが得意です。
ALL GRITは、反響直後の売主とLINEでつながる「最初の接点」を受け持ちます。

メールや電話の記録は残せても、LINEで「誰が今見ているか」は分かりにくい

ALL GRITでは、送ったメッセージの既読やリンクのクリックが記録されます。
LINEをよく開いている売主から順に、電話をかけられます。

ALL GRITが他社ツールに負けるところは?

物件や案件の管理を1つで済ませたい会社には、顧客管理ツールが向きます。
汎用ツールですでに成果が出ている会社や、今の人数で追客を回せている会社では、導入の効果は出にくくなります。
ALL GRITは、売却反響を訪問査定につなげることにしぼったツールです。

物件や案件の管理まで1つで済ませたいなら、顧客管理ツールが向く

ALL GRITは、物件情報や契約までの案件を管理するツールではありません。
媒介から成約までの進み具合は、顧客管理ツールで管理してください。

汎用LINEツールで成果が出ているなら、そのまま使い続けてよい

汎用ツールで登録案内の仕組みまで作り、訪問査定が取れているなら、そのままで問題ありません。

反響が少なく、今の人数で追客を回せている会社には、効果が出にくい

反響が月に数件で、担当者が1件ずつ追客しきれている会社もあります。
その場合、自動にして減らせる手間が少なく、月額に見合う効果が出にくくなります。

ALL GRITを入れると、電話とメールだけの追客より結果はどれくらい変わる?

当社の導入企業3社では、電話とメールだけの追客と比べて訪問査定が1.25〜1.58倍に増えました。
3社合計では、月290件の反響から取れた訪問査定が、50件から69件になっています。
なお、3社とも運用代行を利用しています。

訪問査定の件数の変化

当社の導入企業データによると、3社とも訪問査定が増えています。

企業 導入前の訪問査定(月) 導入後の訪問査定(月) 増え方
東京都 T社 130件中22件(16.9%) 130件中30件(23.1%) 1.36倍
千葉県 H社 80件中16件(20.0%) 80件中20件(25.0%) 1.25倍
広島県 G社 80件中12件(15.0%) 80件中19件(23.8%) 1.58倍
3社合計 290件中50件(17.2%) 290件中69件(23.8%) 1.38倍

※導入前は電話とメールだけの追客、導入後は電話とメールに「+LINE」した追客です。
※3社とも、ALL GRITの運用代行を利用しています。3社合計の数字は、各社の数字を足して計算したものです。

(引用元:ギバーテイクオール株式会社「LINE追客成果事例集」)

電話がつながらない売主と、つながりを持てるか

一括査定の反響への架電を代行する会社の集計によると、2026年9月に架電した反響は4,086件でした。
そのうち電話がつながったのは2,460件で、つながらなかった反響は1,626件です(キャンセルなどを含みます)。

電話だけの追客では、電話がつながらなかった売主と接点を持つ手段がほとんどありません。
導入企業からは「電話に出ないお客様が、LINEなら返信してくれた」という声が届いています。

(引用元:不動産会社のミカタ「一括査定サイト媒体別の通電率・訪問査定率レポート(2026年9月度)」、ギバーテイクオール株式会社「LINE追客成果事例集」)

比べ終わったら、ALL GRITが自社に合うかをどう確かめる?

自社の反響数と訪問査定数から、「訪問査定に進んでいない反響」の数を出してください。
その数が多いほど、ALL GRITで拾い直せる余地は大きくなります。
見込みが立てば、まずはツールだけで始めるのが無理のない進め方です。

自社の「月の反響数」と「訪問査定数」から、取りこぼしの件数を出す

計算は「月の反響数 − 訪問査定数」です。
たとえば先ほどのH社は、導入前に80件中16件が訪問査定でした。
残りの64件は、訪問査定に進んでいない反響です。

まずはツールだけで始め、手が回らなければ運用代行を足す

ALL GRITの月額は30,000円(税別)からで、月額の1年分は36万円(税別)からです。
これに初期費用と、LINE公式アカウントの費用が加わります。
仲介手数料の上限は、400万円を超える物件で「売買価格×3%+6万円」(税別)です。
3,000万円の物件なら、片手で96万円(税別)が上限です。
年間の費用と、成約1件あたりの仲介手数料を比べてご判断ください。

配信づくりに手が回らない場合は、査定アポを増やすための運用代行を足せます。

よくある質問

QALL GRITとLステップでは、不動産売却の追客にはどちらが向いていますか?

一括査定の反響を追うなら、ALL GRITが向いています。
Lステップでは、一括査定サイトとの連携や登録の入口を自社で用意する必要があります。

Q不動産向けの顧客管理ツールを使っていても、ALL GRITは必要ですか?

反響直後の追客が弱いなら必要です。顧客管理ツールはそのまま使い、ALL GRITを足す形が基本です。

QALL GRITは他社と比べて高いですか?

月額は30,000円(税別)からで、LINE公式アカウントだけより高くなります。
ただし登録案内や配信の手作業がなくなるため、人の作業時間も含めて比べてください。

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ALL GRITは、一括査定の反響をLINEのお友達に変え、自動で追客する不動産会社向けのツールです。
電話に出ない売主ともLINEでやり取りでき、関心の高い売主から順に電話できます。
資料では、導入企業の成果事例もご紹介しています。

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河野清博

執筆者

河野 清博

ギバーテイクオール株式会社 代表取締役CEO

最終更新日:2026年10月29日